【大人の教養】「足りない」と焦る心を手放す。弘法大師・空海が教える、あなたの中に「すでにある」価値(後編)

皆様、毎日のお仕事やご家庭での役割、そしてご自身を高めるための絶え間ない歩み、本当にお疲れ様でございます。高野山千手会でございます。

先日ご案内いたしました「泥中に咲く蓮の花」のお話(前編)は、お楽しみいただけましたでしょうか。少しでも皆様の心がふわりと軽くなる時間となっておりましたら、これほど嬉しいことはございません。

本日は、その続きとなる【後編】のお話をご用意いたしました。

知的好奇心にあふれ、社会の第一線でご活躍されてきた皆様は、常に「より良くあろう」「もっと成長しよう」と、ご自身を磨き続けてこられたことと思います。 しかし、その素晴らしい向上心の裏側で、ふと「自分にはまだ知識や経験が足りないのではないか」「もっと頑張って、外から何かを身につけなければ」と、無意識にご自身を急かしてしまう日はございませんか。

今日は、そんなふうに常に上を目指して走り続けている皆様の肩の荷を、ふわりと下ろしてくれるような弘法大師(空海)さまの教えをご紹介いたします。

今回の主役は、美しい花が咲き終わったあとに残る、小さな「蓮の実(種)」です。

皆様は、あの一粒の小さな種の中に、これから深い泥の底へ根を張り、真っ直ぐに茎を伸ばし、見事な大輪の花を咲かせるための「すべての要素」が、すでに完璧な形でギュッと詰まっていることをご存知でしょうか。

弘法大師さまは、私たち人間の心も、この蓮の実とまったく同じであると優しく微笑みかけます。

「外から無理に何かを付け足そうと焦らなくても大丈夫ですよ。人を慈しむ優しさも、困難を乗り越える智慧も、あなたの中には『美しい種』として、生まれながらにしてすべてが備わっているのですから」

この度、公式ブログ「note(ノート)」にて、この心温まる教えを紐解いた【後編】の記事を公開いたしました。

「何かを足す」のではなく、「今のままで、すでに素晴らしいのだ」ということに気づく時間。 それは、大人のための上質な教養であると同時に、これまで誰かのために、そしてご自身の人生のために懸命に生きてこられた皆様への、仏教からの最高の労い(ねぎらい)の贈り物です。

どうか今日だけは「自分に足りないもの」を探すのをそっとお休みして、ご自身の内側にすでにある豊かな可能性を、優しく抱きしめてあげてくださいね。

温かいお飲み物でも召し上がりながら、以下のリンクより、心安らぐ静かな世界へ遊びにいらしてください。

▼ 心の荷物を下ろす、優しいお話。note記事(後編)はこちらからお読みいただけます

 皆さまが喜びに包まれてながら生活を送られますことを埴生の地より願っています。

 合掌

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