あの天才・弘法大師も「幾たびも泣いていた⁉」。悲しみで立ち止まってしまった夜に読む歴史の教え

先日お届けした前編の記事では、あの偉大な弘法大師・空海さまが、若き日に「自分が進むべき道がわからず、分かれ道で何度も泣いた」というお話をご紹介いたしました。

人生の岐路で立ち止まり、涙を流すことは決して恥ずかしいことではない!そんな1200年前からのメッセージに、少しでもお心が軽くなられた方がいらっしゃれば嬉しく思います。

さて、本日お届けするのは、その「続き」のお話です。

幾度も涙を流して立ち尽くしていた一人の青年は、そこからどのようにして、歴史に残る偉大な道を切り開いていったのでしょうか。

実はここに、大人の知的好奇心をくすぐり、心を温かくする非常に興味深い史実が隠されています。 お大師さまは涙の末に、ついに「これだ!」と思える最高の教え(経典)に出会います。しかし、その書物があまりにも難解で、「読んでも心が真っ暗になるほど絶望した」と、ご自身で書き残されているのです。

日本最高の知性をもってしても、理解できない壁にぶつかった時。 天才・空海を突き動かしたものは、魔法のような力ではなく、ごくシンプルで力強いものでした。

それが「精誠(せいせい)」——つまり、自分の心に嘘をつかない、ひたむきな「まごころ」です。

「誰も教えてくれないなら、命がけで本場(中国)へ行くしかない」。その純粋で誠実な行動が、どのようにして天を動かし、奇跡を引き寄せたのか。

今回のnote記事では、その歴史の紐解きとともに、私自身がかつて、誰も知らない高野山に単身飛び込み、ただひたむきに生きる中で「終生の師」と巡り会えた不思議なご縁についてもお話しさせていただきました。

人生の成熟期を迎えられ、もし今、目に見えない壁を感じていたり、静かな迷いの中にいらっしゃる方がおられましたら。

お大師さまが教えてくれる「精誠」の生き様は、きっと皆様の明日を照らす、温かく力強い灯火(ともしび)になるはずです。

どうぞお好きな飲み物を片手に、ごゆっくりとページを開いてみてくださいね。皆様の誠実な歩みの先に、温かな光が差すことを願っております。

▼noteの新しい記事(後編)はこちらからお読みいただけます

 皆さまが喜びに包まれてながら生活を送られますことを埴生の地より願っています。

 合掌

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