高野山への誘い①

~悲しみを受け入れてくれる場所~

 悲しみに暮れる時、皆さまはどうされますか?

 私は聖地「高野山」に来られることをおススメします。

 特に今回ご紹介したいのが、「大門から見る夕日」です。

 大門から見る夕日は「日本夕日百選」に選ばれているだけでなく、多くの方が壮大な山々の合間から見える夕日に心動かされ、その場に立ち尽くし涙を流されています。

 教えも大切ですが、その場その瞬間が心に栄養を与えてくれます。言葉や写真では、この感動を伝えることは出来ません。是非、高野山に一泊して、夕陽を見ていただきたいと思います。

 ご覧頂ければ、私のお伝えしたいことが分かって頂けると確信しています。

 また、今回の投稿では、なぜ人は感動するのか、心と環境で作る幸せの法則を説明させていただきます。

 弘法大師さまの『沙門(しゃもん)勝(しょう)道(どう)山水(さんすい)を歴(へ)て玄珠(げんしゅ)を瑩(みが)く碑(ひ)』の一節に、

夫(そ)れ境(きょう)は心(しん)に随(したが)って変(へん)ず。心(しん)垢(けが)るる時(とき)は則(すなわ)ち境(きょう)濁(にご)る。心(しん)は境(きょう)を逐(お)って移(うつ)る。境(きょう)閑(しずか)なるときは則(すなわ)ち心(しん)朗(ほが)らかなり。心境(しんきょう)冥会(みょうえ)して道徳(どうとく)玄(はるか)に存(そん)す。

 と、いう御文章があります。現代語訳にいたしますと、

心によって環境が変わっていく。心に垢(あか)がついている時は、環境も汚れていく。逆に心も環境によって移り変わっていく。環境が清らかならば、心が朗(ほが)らかになる。高い段階で心と環境が一致する時、本当に豊かな人生を歩むことができる。

 と、いう意味です。

 先ほどの「大門の夕日を見て、感動する」ということは、高野山という清爽な環境で、心の垢が落ちて、素直な心になるのです。素直な心で清らかで雄大な大自然を見るので、自(おのず)から心動かされ、涙が溢れてくるのです。

 一日一日を豊かに過ごそうと思えば、必ず情緒ある生活が必要です。その為に高野山という場所はとても良いものを提供して下さるのです。

 千手会では高野山参りはもちろん、高野山で生活している人でしか知らないことをお伝えしています。興味のある方は「高野山参り」や「座禅会」にご参加下さい。詳しくは「お問い合わせ」ください。

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