大切なことは亡くなるまで気づかない

〜旦那さんはあなたの存在そのものが大切なのです〜

 旦那さんや子ども、家族を大切に思う真面目なあなたは家事に疲れていませんか?
 でも、逆に家族はあなたのことを理解してくれているように思いますか。違う様に思えませんか。それは家族があなたに求めているものが少し違うからです。家族が求めているのは以下の点です。


◯真面目なあなた自身の存在そのもの

 このことが良く分かるエピソードでお伝えしたいと思います。

 坂口さんご夫妻は結婚して、60年という月日が経ちました。
 子どもたちは、それぞれに自立して、二人で生活をしています。
 奥さんの名前は久仁子(くにこ)さんです。久仁子さんは結婚してからずっと旦那さんや子どもたちの食事、洗濯をこなして、それを雨の日も、風の日も欠かすことなく続けてきました。


 ある日のことです。
 旦那さんがいつも通りに起きて、洗面を済まして、リビングに食事に行くと、いつもなら用意してあるはずのご飯がありません。
 違和感を感じて、台所に行くと久仁子さんが倒れていたのです。急いで、救急車を呼び、病院へ向かいました。病院につくと大事には至ってなかったのですが「過労」との診断を受けました。ただ、意識は何日間も全く戻らなかったのです。
 旦那さんや子どもたちは心配な気持ちが溢れてくるのですが、現状をどうにかすることは出来ません。そんな気持ちからか旦那さんは病院に泊まり、久仁子さんのベッドの横でずっと付かれるのです。


 ある夜のことです。
 意識のない久仁子さんに話しかけ「お母ちゃん、俺はお母ちゃんがいないと駄目なんだよ。料理をしなくても良い。洗濯もしなくても良い。もうちょっと横でいてくれないか」と、自分の気持ちをベッドに横たわる久仁子さんに伝えたのです。
 翌朝、旦那さんは身体を揺らされて起こされます。揺らしていたのは、久仁子さんです。その時の旦那さんの顔というのは、すごかった、と伺いました。
 それからは早く、すぐに退院にこぎつけました。


 退院して、家に戻った時に久仁子さんが開口一番「お父さん、料理も洗濯もしなくて良いと言っていましたが、これからはどうしましょう?」と、旦那さんに話されたのです。「えっ」と驚く旦那さん。
 久仁子さんはあの夜、すでに意識があったそうなのです。ただ何日も寝ていたことで、どのタイミングで起きれば良いか分からず、目を瞑(つむ)っていたのでした。そうしたら、旦那さんが喋り出したので、旦那さんの気持ちを聞くために狸寝入りをしていた、とのことです。
 旦那さんは恥ずかしそうにしながら「適当に」と言い、たまに家事を手伝ってくれるようになったとのことです。


 この話を聞いた後に、久仁子さんがいないところで、コッソリと旦那さんに「奥さまにして欲しいことは何ですか」と伺いました。すると「お母ちゃんにはずっとそばにいて欲しい。それで笑っていてくれたら自分は満足だ。案外、村の寄り集まりで、他の男衆にも聞くがそう言っている。男とは、そんなもんだろう」と教えて下さいました。

 男性は身の回りのお世話よりも奥さまの存在そのものが大切であり、孤独を癒してくれ、微笑んでくれる女性に魅力を感じていることを学ばせていただきました。

 家事を完璧にこなすよりも、あなたの存在そのものを大切にして欲しいのです。

 また、日常で疲れてしまった心を癒したい、と思われる方は、日常の心の疲れを癒やすために二つご提案させていただきます。

①お経を唱える
 お経を唱えると自然と心が落ち着き、心が癒されていきます。スキマ時間を見つけて、お唱えしてみて下さい。
 お家時間を活用したい方はこちらをオススメします。

②高野山参り
 高野山は宿坊で泊まって、ゆっくりお参りされることをオススメします。
 1200年の歴史に思いを馳せながら、美味しい精進料理を食べて、ゆっくりと仏さまに手を合わせていると、どんどん心が癒されていきます。
「百聞は一見にしかず」です。
 是非、お参りしてみてください。

 高野山千手会公式ラインアカウント↓では、このようなお話しをお送りしています。心穏やかに生きていく仏教の教えを共に学びませんか。よろしければお友達登録ください!ご質問もお気軽に!

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 また、高野山千手会では「新年会」を令和7年1月18日(土)に開催いたします。それに伴い午前10時から11時まで「来年の運勢と幸せになる生き方」と題して、オンライン配信をいたします。詳しくは高野山千手会公式ラインアカウントでお伝えしますので、興味のある方は同じく公式アカウント↑にご登録お願いいたします。

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※お坊さんの法話があります。どうぞ、ご参加ください。

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