~人生の主人公はあなたです~
皆さんは小説やドラマ、アニメや漫画をみて、物語の主人公やヒロインに憧れたことはございませんか。
昔、私はよくアニメを見て、その物語の主人公になってみたい、と思っておりました。
先般、たまたま本を読んでおりますと「主人公」が仏教に由来する言葉であることを知りました。それは以下のお話しです。
昔、中国が唐と呼ばれていた時の事、禅宗のお坊さまで瑞岩師彦という方がおられました。
瑞岩禅師は毎日みずからを主人公と呼んでおりました。そして自ら「ハーイ」と答えられるのです。それから「主人公、はっきりと目を覚ましていなさい」というと、また自ら「ハーイ」と答えられるのです。
また、違う日には「主人公、人に騙されてはいけませんよ」と云うと、「ハーイ、ハーイ」と自ら答えるのでした。
これが仏教に伝わる「主人公」のお話しです。
私たちは本来、自分自身が人生の主人公であるにも関わらず、いつの間にか自分の夢や希望を忘れ、他人の価値観や力を頼りにしてしまいがちです。
けれども、人生の主人公は自分以外を除いて存在しません。自分の人生を「主人公」として生きるのか、それともモブのキャラクターとして生きるかは、他人ではなく自分で決めるのです。先ほどの瑞岩禅師さまはそのことを教えて下さっています。
たった一度しかない人生、主人公として歩みたいものですね。
また、主人公として生きる為には困難に立ち向かう勇気が必要です。
勇気は「決心」(こころを決めること)によって生まれます。人生は選択の連続です。その選択で楽な道を選んでしまうと、段々と楽な道しか選べない人になってしまいます。自分に厳しい選択を取りましょう。そうすることで、自然と困難に立ち向かう心が生まれます。
例えば、朝起きた時、もう5分寝る選択があります。けれども、あなたは自分に厳しくあるために、起きましょう。
例は些細なことですが、この「弱い自分に立ち向かう」という些細な選択を何度も何度もすることで習慣となり、日日の習慣が人生という物語を作るのです。
また、手を合わすと自然と心が落ち着き、困難に立ち向かう勇気が湧いてきます。こちらの方法は千手会の座禅会や勉強会でお伝えさせていただきます。興味のある方はブログで開催をご案内しています。